ゼノブレイド 感想
こんにちは
今回はゲーム『ゼノブレイド』の感想をば。
あらすじ
我々の住む宇宙とは別次元の宇宙――
遥かな昔、大地すら無い世界に突如現れ、互いの全てを懸けて戦い、そして相打った巨神と機神。その戦いから幾万年の後、神の躯を大地とし、生命が生まれ、文明が生まれた世界。巨神の躯の上には人に似た「ホムス族」を始めとし、様々な種族が平穏な生活を送っていた。しかしある日、機神の方角より謎の存在「機神兵」が現れ、巨神の上に暮らす人々の殺戮を開始する。
神剣「モナド」の力によってかろうじてその侵攻は食い止めたものの、機神兵の再侵攻は目前に迫っていた……。
感動した!
時の小泉首相の発言みたいな見出しですが、ゼノブレイドを初めてクリアしたとき率直に感動したのです。クリアするまでのプレイ時間は約100時間。クエストをこなしつつストーリーを進めていくスタイルでやっていたのですが、とにかくボリューム満点でした。巨神と機神の身体を冒険するという世界観がオープンワールド形式と相まって物語の壮大なスケールを演出していました。僕が今までプレイしたゲームの中で間違いなく1番スケールの大きなゲームであり、それをプレイしてクリアした時の感動はひとしおでした。
ダンバンのカリウスに対する態度
主人公のシュルクは巨神界と機神界を旅しながら仲間を増やしていくわけですが、仲間の中でキャラが立っているなぁと感じたのはダンバンです。CVが堀川りょうであり強キャラ臭がぷんぷんして頼りがいのあるキャラです(実際に使ってみても強い)。ダンバンかっこいいなぁと思うわけですが少し気になる一面がありました。
それはメリアの兄・カリウスに対する態度がやたらと偉そうなところです。特にメリアが次期皇主として国民に紹介されるシーン。国民はシュルク一同は立ち上がってその様子を見ていますが、ダンバンだけは椅子に座り机の上に脚を乗せて斜に構えています。当時は軟禁状態でありイライラしているのもあるのですが、いやその態度はどうかと…。しかもやたらとカリウスのことを悪く言います。
なんでそんなにカリウスのことだけ悪く言うのかと考えてみたのですが、1つはおそらくは同じ妹を持つ兄としての頼りなさに腹を立てていたのでしょう。カリウスがメリアを危険な状況に送り出しておきながらそれを守れずにいることに自身の妹を守れなかった悔しさを投影させているのでしょうかね。
もう1つはかつての大戦の時に協力してくれなかったハイエンターに対しての不満だと思います。ハイエンターは機神兵の脅威にさらされておらず非協力的だったのですが、ダンバンは大戦を戦った1人のホムスとしてハイエンターが協力してくれれば…という思いもあるのでしょう。しかしメリアはまだ若く責任はなく、かといってダンバンが皇主に謁見して文句を言うわけにはいかない。そんな苛立ちが宰相的な立場として政治を行うカリウスに向けられているのでしょう。
ストーリー全体でかっこいい姿を見せているダンバンだけにこのあたりは残念でもありますが、一方で人間味のある面白いところでもあるでしょう。
ダンバンのこと書いてたら字数が増えてきたのでここまで。ストーリー全体や僕の好きなメリアのことについては次回…といきたいところですが気が向いた時に。
ついつい細かいところを深くつっついてしまいますね…
ではでは〜