あしたをのぼって

少しズレてることでも意外にも君には響いていたりして

ガンダムとエヴァの作品テーマの相違 (1)

あ、どうも

今回から何回かに分けて「機動戦士ガンダム」と「新世紀エヴァンゲリオン」の作品のテーマについて取り扱っていこうと思います

 

街行く人に「ロボットアニメといえば?」と訊ねればおそらく大半はこの2作品のどちらかをあげるでしょう

しかしこの2作品、同じロボットアニメといえど作品のテーマは全く違います

ガンダムエヴァも似たようなもんでしょ」という意見に対する僕の思うところを綴っていきたいと思います

 

ガンダムが扱うテーマは様々ありますが僕の考える大きなテーマは2つ。「わかりあえない人類」と「地球の汚染」です

ガンダムの舞台となる時代は人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって半世紀以上が過ぎたUC.0079。この頃にある1人の偉大な人物が現れます。その人物の名前はジオン・ダイクン。後のジオン公国の指導者ですf:id:kyassablue1:20170117171808j:image

彼は一つの持論を提唱します。それは宇宙に適合した新しい人類「ニュータイプ」の存在についてです。

人間は太古の昔のより様々な環境に適合するために身体を進化させてきました。やがて人類は故郷である地球を離れ宇宙という新たな環境住み始めました。宇宙は地球上に比べて遥かに広大であり、また生存していくにはかなり厳しい環境でありました。そのため、宇宙に住み始めた人類は宇宙という空間で生存するために、精神を拡大させ身体を超えた意思疎通を図れるように進化し始めます。このように進化した人類が「ニュータイプ」です。

 

このニュータイプの登場により意思疎通が容易となった人類は互いの意思を汲み取れるようになり、むやみな諍いが絶えることによって全人類が平和に過ごせるという夢みたいな理想も現実化するのではという期待も膨らみました。

しかし、現実はそうではありませんでした。

 

この続きは次回

ではでは〜